【東京から福岡に来て1年】実際に住んでみてわかった福岡移住のメリット

東京から福岡に移住して1年以上が経ちました。
移住前、福岡には旅行や出張で行ったことのあるくらいで、ほとんど何も知りませんでした。
その当時福岡に対して抱いていたのは「食べ物も美味しいし、暖かそうだし、何となく住みやすそう」という漠然としたイメージだけ。その“何となく良さそう”なイメージだけで移住を決めた私たちでしたが、今の暮らしに大満足しています!
具体的に何が良かったのか実際に1年以上生活してみて感じる福岡移住のメリットをご紹介します。

目次

福岡移住のメリット

  • 【家賃・物価が安い】生活コストの大幅に削減に成功
  • 【食べ物が美味しい】週末の楽しみが増えた
  • 【コンパクトシティでアクセスが良好】帰省にも便利
  • 【都会と自然のバランスが良い】便利だけど心が安らぐ生活が送れる

メリット1:【家賃・物価が安い】生活コストの大幅に削減に成功

私たちは「固定費の削減」を福岡移住の目的の1つにしていましたが、福岡は物価も家賃も安く、想定以上に生活費を削減することができました。

他の都市と比べて物価はどのくらい安い?

福岡は物価が安く、新鮮な野菜や魚介類などの食品を安く手に入れることができます。
実際に総務省が発表している消費者物価地域差指数によると、他の都市部に比べても指数が低いです。

参考:「小売物価統計調査(構造編)2020年(令和2年)結果」(総務省統計局)

2020年 【食料】消費者物価地域差指数(全国平均=100)

他の都市と比べて家賃はどのくらい安い?

家賃は東京にいる時と比べるとマイナス8万円、さらに1部屋増えました
今住んでいるのは、博多・天神駅などの都心部から電車1本で20〜30分程度(福岡市内にしては遠め?)でアクセスできる2LDKの賃貸マンションです。

具体的にどのくらい家賃が安くなったのか?家のスペックも含め東京での生活と比較します

※固定費削減のためにコスパの良い物件を探したので、福岡市内では安めだと思います。
都心部に住むともう少し値段は上がると思うので、その点はご了承ください。

東京
福岡
  • 家賃:16万円
  • 更新料:1ヶ月分/2年毎
  • 広さ:1LDK/55㎡
  • 築年数:築浅
  • 場所:23区
  • 沿線:JR山手線
  • 駅徒歩:10分以内
  • スーパー:徒歩5分以内
  • コンビニ:徒歩5分以内に数件
  • 家賃:8万円
  • 更新料:1万円/1年毎
  • 広さ:2LDK/65㎡
  • 築年数:築浅
  • 場所:福岡市
  • 沿線:都市部まで1本
  • 駅徒歩:10分以内
  • スーパー:徒歩5分以内
  • コンビニ:徒歩5分以内に数件

家の条件はほとんど変わっておらず、全く不便はありません。
むしろ建物がひしめきあって少し息苦しさを感じる環境から、ゆったりと暮らせる良い環境になりました。
また1部屋増えたことでリモートワークも快適に行えるようになりました。
更新料が激安なのも嬉しいポイントです。

東京以外の他の都市と比べてどうなのか?政府の統計データを元にグラフを作成しました。
これを見ると関東圏・関西圏よりは安く、名古屋・仙台と同じくらいとなっています。

参考:「平成30年住宅・土地統計調査結果」(総務省統計局)

2018年 1畳あたりの家賃相場(円)

メリット2:【食べ物が美味しい】週末の楽しみが増えた

福岡と言えば何といっても「食」。
来る前から楽しみにしていましたが、実際にどこに行っても美味しい!そして安い

ラーメンや明太子・もつ鍋・水炊きなど、美味しいものはたくさんありますが、一番感動したのは新鮮で美味しい海鮮が安く食べられることです。
今まで海鮮丼は「海の近くの旅行先で食べる贅沢なもの」だと思っていました。
でも福岡では美味しい海鮮丼が1000円代から食べられる!移住してからは毎週のように海鮮丼を食べています。
その他にも牡蠣小屋に行ったり、少し足を伸ばして下関に寿司を食べに行ったりと、“海のある暮らし”を満喫しています。

関西人に福岡移住がオススメな理由

特に関西〜西出身の方には、福岡の食文化が合うと思います。
九州は味付けが甘く、醤油や調味料も九州専用の“甘め”のものが多数販売されています。
味噌も白味噌入りなど、甘めのものが多い印象です。

私たち夫婦も西の出身なので、福岡の味が大変美味しく感じます。
2人合わせて7都府県に住んだことがありますが、住む上で重要だと思うのが「食文化が合うかどうか」。
外食に行った時はもちろんですが、スーパーで売られている調味料やインスタント麺なども地域によって味が違うため、同じように料理をしても同じ味にならないことがあります。
旅行先での食事はどこに行っても美味しく感じると思いますが、毎日食べるとなるとまた基準が違うもの。
食べるのが好きな方は特に「毎日食べても飽きない味か」を確認すると良いと思います。

メートン

お味噌汁が慣れ親しんでいるものじゃない…出汁の味が違う…
など食文化が合わないのは地味に辛かったな〜。
コンビニでおでんやカップ麺を食べてもコレじゃない感がありました。

逆に甘い味付けが苦手な方は九州への移住は要注意です!

メリット3:【コンパクトシティでアクセスが良好】帰省にも便利

福岡移住最大の魅力は“コンパクトシティ”で、中心部である天神から5分で新幹線の通る博多駅10分で福岡空港と大変アクセスが良い点にあると思います。
地元が遠方にある私たちにとって帰省に大変便利で、この点は大きなメリットです。

我が家は車を持っていませんが、地下鉄や西鉄、路線バスなど交通網が張り巡らされており、どこに行くにも困ることはありません。週末レジャーに行く時はカーシェアを利用しています。

一番の繁華街「天神駅」は、徒歩で乗り継ぎできる「天神南駅」も含め、地下鉄2路線と西鉄が通っています。
ターミナル駅でビジネス街でもある「博多駅」は地下鉄2路線とJRが複数路線通っています。2023年には地下鉄がもう1路線繋がる予定です。
高速バスも天神・博多から出ており、九州の観光地へのバスや夜行バスなどが頻繁に出ています。

福岡県鉄道路線図

メリット4:【都会と自然のバランスが良い】便利だけど心が安らぐ生活が送れる

交通アクセスだけではないコンパクトシティの魅力が、都会の便利さを享受しながらも、簡単に自然にアクセスできる点です。福岡は海と山に囲まれ、自然も豊かなんです!

都会としての福岡の魅力

仕事・買い物・外食・病院など、基本的な生活には困りません。
東京ほどではありませんが商業施設がたくさんあり、人気のブランドや最新のグルメなど、話題のものは早めに入ってきます。九州中から人が集まるため、天神付近は特に若者で賑わっています。

遊ぶ場所から家が近いというのもメリットです。
都心部から徒歩や自転車圏内にもたくさん住む場所があるので、職場まで自転車が通ったり、飲んだ後歩いて帰ったりする人も多いです。

自然が豊かな福岡の魅力

福岡で生活して初めて感じたのが、自然がある素晴らしさです。
福岡の北側には日本海が広がっており、都心部から海まで30分程度でアクセスすることができます。
我が家からは徒歩や自転車で海に行けるので、よく海まで散歩してボーッと海を眺めて癒されています。
週末は海沿いをドライブしたり新しい趣味として釣りを始めてみたりと、アクティブになりました。
キャンプ場も多く、手軽に自然の中でのアクティビティを楽します。

都心部には「大濠公園」という総面積が約39万8千平方メートルの広大な都会のオアシスがあり、家族連れなどたくさんの人で賑わっています。

大濠公園

まとめ

福岡は利便性は抜群ながらも、他の都心部に比べると物価が安く住みやすい街です。
食べ物が美味しく自然にも恵まれているため、余暇の楽しみも豊富です。

福岡に移住して「人生が変わった」と思うくらい生活の満足度が上がり毎日が楽しくなりました。
福岡移住を検討している方には全力でオススメします!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コロナをきっかけに東京から福岡に移住した30代夫婦。WEBディレクターのオートン(夫)とWEBエンジニアのメートン(妻)の2人で運営しています。福岡移住歴1年。移住者の目線で福岡移住のリアルを発信していきます。

目次
閉じる